振り返って

 

 勉強に取り組むにあたり一番大きかったことは、気象学研究室に入れたことです。気象を勉強している人たちに囲まれ、日々天気図を見る機会があり、参考書もあり、身近に予報士の方もいる、という充実した環境に居られたことが合格につながったと思います。

 私は物理や数式に抵抗がなかったので、学科一般や実技の勉強は比較的進めやすかったです。学科専門は暗記事項が多いと感じ苦戦しました。また実技の文章を書くことが、最初は難しく感じました。勉強するうちに、キーワードというか、こう聞かれたらこう答える、みたいなのが分かるようになり、試験当日も問題文を読んだだけで答えが予想できるようになりました。これはきっと試験用のテクニックみたいなものだと思うので、今後はちゃんと天気図を見て考えるようにし、資格を持っているだけの人にならないように勉強を続けたいと思います。