2017年秋 日本気象学会 & 祝賀会


2017年秋の気象学会が10月30日〜11月2日の4日間、北海道大学にて行われました。

そして、学会で奨励賞受賞記念祝賀会が開かれました。

まずは、日本気象学会の発表についてです。


なんと、全員、大会最終日の午前の台風Tセッションでした!

トップバッターは、筆保先生。

タイトルは早期ドボラックで検出された台風になれなかった熱帯擾乱の特徴と環境場〜台風発生最終条件〜

台風になれなかった熱帯擾乱の特徴や環境場を統計的に調べることで、台風発生に必要な最終条件を明らかにする研究です。

座長を務めながら発表を行っていました。質疑応答では、高度な会話が飛び交っていました。



2人目は、僕です。加瀬です。
タイトルはDeepLearningを用いた台風強度推定・発達予測です。
DeepLearningで台風の強度推定や発達予測を行うモデルを作成し、台風の特徴によって精度差があるのかを明らかにする研究です。

ホテルで何回もリハーサルを繰り返し練習しました。PCもフリーズせず順調に発表することができました。


ラストは、宮崎です。
タイトルは台風経路アンサンブルシミュレーションを用いた台風リスクの算出です。

山崎先輩から引き継いだソウルを胸に発表を行っていました。防災関連の研究ということで、多くの人から関心を集めていました。




なんと、我らが研究室の大先輩である奥村さんが奨励賞を受賞しました。

奥村さんは、気象予報士だけではなく、保育士やミュージシャン、さらには、防災士としての様々な面に精通しています。
日本の将来を担う子どもたちにとって非常に身近な存在である天気に着目した研究でした。

保育園の現場における気象教育の事例は初めてだということ、他にも、気象学を多くの方に知ってもらえるように様々なイベントなどを通して活動してきたことが大きく評価されました。



台風研究会では、筆保先生、加瀬、宮崎の3名が発表を行い、先輩である奥村さんが奨励賞受賞という結果になりました。



さて、タイトルにもありますように奥村さんの奨励賞受賞記念祝賀会が学会3日目の夜に行われました。

会場はここ「Sopracciglia(ソプラッチリア)」です。



奥村さんへお祝いとしてプレゼントが授与されました!また、これからの健闘を祈って色紙の授与も行われました!


奥村さんのスピーチもありました。
ここまでは、普通の祝賀会ですね。しかし、我らが筆保研究室はそれでお終いにはなりません。
奥村さんに普段では聞きにくいことまで話してもらうクイズコーナーや、先生と奥村さんの研究室愛を確かめるコーナー等バラエティーあふれる余興も行われました。

罰ゲームとして行われたのは、先生と奥村さんの研究室愛を高めるために2人で仲良く自撮りをするというものでした。


こちらがその自撮り!楽しそうです!さすがです!!!


最後はみんなで集合写真を撮りました!

以上、学会と奥村さんの奨励賞受賞祝賀会の報告でした!とても楽しく、実りのある学会となったと思います。みなさま、お疲れさまでした!!




HPに使用した壁紙はこちらの素材サイトからお借りしました。
http://bg-patterns.com/
作成:加瀬 2017/11/22