YNU台風科学技術研究拠点とは
YNU科学技術研究拠点とは
台風による災害は地球温暖化に伴い激甚化してきており、その対策は国際的にも急務となっています。台風被害軽減のために様々な防災や減災の対策が講じられていますが、災害の根源である台風自体を抑制する技術は確立されていません。
一方、台風は自然エネルギーの塊であるとも捉えることができ、その巨大なエネルギーを資源として活用できれば、脱炭素社会の実現に寄与する再生可能エネルギー電源の確保につながるとも言えます。
本拠点は、台風が人類にとっての“脅威”から、エネルギーをもたらす“恵み”へと変貌した、安心・安全で持続可能な社会を実現するために、台風制御と台風発電の技術開発を目指します。
また、技術の社会実装までを見据え、研究開発の途上で得られる副産物の事業化や、社会的な枠組み整備の検討などを行います。産学合同のチームで基礎研究から実用化開発までシームレスに行うことで、国際競争力の強化に資する包括的な研究開発を進め、我が国が台風対策先進国となることを目指します。
MISSION & MEMBER
MISSION & MEMBER
当拠点では、技術開発の前提となる基盤研究として、対象となる台風の動態を正確に把握するための、台風観測データ解析や数値シミュレーションの高度化等に取り組み、台風高精度予測技術の確立を目指します。
台風制御と台風発電の技術開発としては、「無人航空機による台風の人工制御法の開発」および「無人船舶による台風発電システムの開発」を行います。
また、「無人航空機による台風の人工制御法の開発」では、1)台風減勢効果を最大化するインパクト物質開発、2)散布用航空機開発を行います。
さらに「無人船舶による台風発電技術、および蓄電技術の開発」では、1)台風下で運航・発電する無人海洋移動体の開発、2)発電/蓄電/送電技術開発とシステム構築を行うことを目標とします。
最新の活動
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2021.8.1
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論文・発表など
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