海辺の青空に伸びる、白い繊維状の巻雲
LOOK UP, COLLECT THE SKY.

空のかけら

いつもの空も、旅先の空も。
見上げた瞬間を、ひとつずつ集めて。

巻雲 / 2026.07.28 12:46

雲の形から、空を知る。

すじのような雲、羊のように並ぶ雲、もくもくと大きく育つ雲。
日常や旅先で撮影した写真を、十種雲形を手がかりに整理しました。
雲の形と、光がつくる空の表情を楽しんでください。

十種雲形

形や広がり方に注目して選んだ、10種類の雲の写真。
写真をクリックすると、全体を拡大して見ることができます。

上層雲

繊細なすじ、小さな粒、薄いベール
巻雲:青空に白いすじが長く伸び、先端がほどけるように広がっている。

巻雲Ci

Cirrus / すじ雲・はね雲

空の高いところに現れる、細いすじや羽毛のような雲。繊維状の形が見分ける手がかりになる。

青空に白いすじが長く伸び、先端がほどけるように広がっている。

2026.07.28 12:46

巻積雲:小さな粒が帯状に集まっている。写真では粒の見かけの大きさを測れないため、高積雲との区別も確認したい。

巻積雲Cc

Cirrocumulus / うろこ雲・いわし雲

小さな白い雲の粒がたくさん並ぶ雲。粒の細かさや、陰影がほとんどないことに注目する。

小さな粒が帯状に集まっている。写真では粒の見かけの大きさを測れないため、高積雲との区別も確認したい。

2026.04.28 17:38

巻層雲:薄く白い空の中に、太陽を囲む輪が見える。ハロは巻層雲を見分ける手がかりになる。

巻層雲Cs

Cirrostratus / うす雲

空を薄いベールのように覆う雲。太陽や月の周囲に、暈(かさ・ハロ)が見えることがある。

薄く白い空の中に、太陽を囲む輪が見える。ハロは巻層雲を見分ける手がかりになる。

2025.05.01 10:51

中層雲

雲の塊と、空を覆う層
高積雲:小さな雲の塊が空一面に並び、白い部分と灰色の陰影が見える。夕方の光で一部が淡い橙色に染まり、ひつじの群れのように広がっている。

高積雲Ac

Altocumulus / ひつじ雲

白や灰色の雲の塊が集まって広がる、中層の雲。粒のまとまりや、白い部分と灰色の陰影に注目する。

候補・要確認小さな雲の塊が空一面に並び、白い部分と灰色の陰影が見える。夕方の光で一部が淡い橙色に染まり、ひつじの群れのように広がっている。

2025.11.12 16:24

高層雲:明け方の空を灰色の雲が覆っている。ただし雲底の凹凸も目立つため、層積雲の可能性があり、追加確認が必要。

高層雲As

Altostratus / おぼろ雲

灰色や青みがかった層で、空の広い範囲を覆う雲。太陽が見えても輪郭はぼんやりしやすい。

候補・要確認明け方の空を灰色の雲が覆っている。ただし雲底の凹凸も目立つため、層積雲の可能性があり、追加確認が必要。

2026.04.25 05:20

乱層雲:灰色の雲が広く空を覆い、下側に形の不ぞろいな雲も見える。撮影時の降水の有無を確認してから確定したい。

乱層雲Ns

Nimbostratus / 雨雲・雪雲

厚い層で空を覆い、雨や雪を持続的に降らせることが多い雲。雲の下にちぎれ雲が伴うこともある。

候補・要確認灰色の雲が広く空を覆い、下側に形の不ぞろいな雲も見える。撮影時の降水の有無を確認してから確定したい。

2026.09.11 16:12

下層雲

低い空に広がる雲
層積雲:海の上の空に、陰影のある雲の塊が連なっている。塊と塊の間には青空が見える。

層積雲Sc

Stratocumulus / うね雲・くもり雲

大きな雲の塊やうねが、低い空に連なって広がる雲。白い部分と灰色の陰影が見える。

海の上の空に、陰影のある雲の塊が連なっている。塊と塊の間には青空が見える。

2026.02.10 07:28

層雲:山の手前を低く白いもやが覆っている。霧か層雲かは地表との位置関係で変わるため、上空の層状雲と分けて確認したい。動画の約4秒地点を使用。

層雲St

Stratus / きり雲

低いところに広がる、霧に似た灰色の層状の雲。細かい霧雨を伴うことがある。

候補・要確認山の手前を低く白いもやが覆っている。霧か層雲かは地表との位置関係で変わるため、上空の層状雲と分けて確認したい。動画の約4秒地点を使用。

2026.03.19 06:48

鉛直に発達する雲

もくもくと、上へ
積雲:青空の中に、丸く盛り上がった雲が並ぶ。光の当たる白い上部と、暗い雲底の違いがよく見える。

積雲Cu

Cumulus / わた雲

輪郭がはっきりした、もくもくと盛り上がる雲。底は比較的平らで、上は綿のように見える。

青空の中に、丸く盛り上がった雲が並ぶ。光の当たる白い上部と、暗い雲底の違いがよく見える。

2026.04.20 16:17

積乱雲:飛行機から見た雲が大きく立ち上がり、その上部が横に広がっている。かなとこ状の形に注目したい。

積乱雲Cb

Cumulonimbus / 入道雲

大きく鉛直に発達する雲。発達したものでは、上部がかなとこのように横へ広がる。

飛行機から見た雲が大きく立ち上がり、その上部が横に広がっている。かなとこ状の形に注目したい。

2026.07.27 17:55 / 飛行機から撮影

写真の判定について
高積雲・高層雲・乱層雲・層雲は、ここでは候補として掲載しています。写真だけでは高度や降水、地表との位置関係を十分に確かめられないため、観測時の記録と照合して確定する必要があります。雲の分類はWMO「国際雲図帳」を参考にしています。乱層雲は複数の高さにまたがり、積雲・積乱雲は低い雲底から上方へ発達することがあります。

空で見つけた光と形

雲の分類から少し離れて、空に現れる光の輪や線、差し込む光に注目しました。

太陽を囲む光の輪 ― ハロ:薄い雲が広がる空に、太陽を囲む大きな光の輪が見える。これは「暈(かさ)」または「ハロ」と呼ばれる現象。海の上に広がる空と、淡い光の輪を一緒に写した。

太陽を囲む光の輪 ― ハロ

薄い雲が広がる空に、太陽を囲む大きな光の輪が見える。これは「暈(かさ)」または「ハロ」と呼ばれる現象。海の上に広がる空と、淡い光の輪を一緒に写した。

2025.05.01 10:51

青空に伸びる白い線 ― 飛行機雲:澄んだ青空に、白い飛行機雲がまっすぐ伸びている。細い線と、少し幅の広がった線が並び、空に道を描いたように見える。青と白の対比が印象的な一枚。

青空に伸びる白い線 ― 飛行機雲

澄んだ青空に、白い飛行機雲がまっすぐ伸びている。細い線と、少し幅の広がった線が並び、空に道を描いたように見える。青と白の対比が印象的な一枚。

2026.01.31 12:35

雲のすき間から差す光 ― 光芒:富士山の上にかかる雲のすき間から、光が斜面へ差し込んでいる。雲の縁は明るく輝き、その下には光と影の筋が広がる。雲と太陽がつくる景色の変化を感じられる一枚。

雲のすき間から差す光 ― 光芒

富士山の上にかかる雲のすき間から、光が斜面へ差し込んでいる。雲の縁は明るく輝き、その下には光と影の筋が広がる。雲と太陽がつくる景色の変化を感じられる一枚。

2026.01.11 15:34

このアルバムについて

品川 智佳

横浜国立大学
裏卒論・空の写真アルバム

このページでは、自分で撮影した空の写真を、雲の形が分かる「十種雲形」と、空の色や景色を楽しむ「フリースタイル」に分けて紹介しています。

十種雲形では、雲の粒の大きさ、層状・繊維状の広がり、鉛直方向への発達などを見比べています。同じ空に複数の種類が写っている場合は、注目した雲について説明しています。

撮影日時は元の写真・動画に記録された情報を使用しています。撮影場所や天候は、確認できたものから追記する予定です。

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