はじめに
ムーンショット型開発制度について
近年,異常気象や極端風水害が多発しており,今後,自然災害による人的被害はさらに深刻化することが懸念されている.特に,台風や線状降水帯に伴う災害は,生活インフラに加えて人命にも甚大な被害をもたらしており,社会全体の災害リスクを増大させている.こうした背景のもと,内閣府が推進する国の大型研究プログラム「ムーンショット型研究開発制度」目標8において,台風による被害を科学技術によって能動的に軽減することを目指した新たな防災・減災手法の構築に向けた研究を,横浜国立大学台風科学技術研究センターを中心に進められている.
謝辞
本研究を進めるにあたり,指導教官の横浜国立大学筆保弘徳教授には,研究テーマの設定から卒業論文の完成まで,長い間手厚くご指導をいただきました.研究というものの楽しさや面白さだけでなく,難しさや厳しさなども同時に学ばせていただきました.また,日常の何気ないところからも大変多くのことを教わりました.さらに,学会や国際ワークショップなど,数多くの外部での発表の場をいただきました.それだけでなく,私自身の学びのための貴重な機会を大変多くご提供いただきました.学部生としてはもったいないくらいの沢山の経験をさせていただきました.2年間ご指導いただきましたこと,心より感謝申し上げます.
また,台風科学技術研究センターの吉田龍二准教授には,日ごろから大変細やかなご指導をいただきました.自然科学だけでなく,計算科学の知識・技能も数えきれないくらい学ばせていただきました.さらに,科学に向き合う姿勢や心得も数多くご指導いただきました.深謝いたします.
さらに,SCALE-SDM の利用に際し多大なるご協力をいただいた兵庫県立大学島伸一郎教授・Manhal Alhilali 博士に,大変感謝申し上げます.お2人方の大変あたたかいご支援のおかげで本研究を成立させることができました.
本研究は,内閣府のムーンショット型研究開発制度に基づいて、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)が推進するムーンショット型研究開発事業(JPMJMS2282-03/2283-13)の支援を受けたものです.また,本研究における数値実験は,HPCIシステム利用研究課題(hp250099)を通じて理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」の計算資源の提供を受けて実施しました.
更新履歴
- 2026/03/25
- Released 1st version.