横浜国立大学 教育学部 気象学研究室
      全国台風ハザードマップ

島根県の
台風による強風リスクと建物被害

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 台風ノモグラム(図1)では、島根県松江市からみて東、南東、北東の中国地方東部と、西、北西の中国地方付近の日本海に台風が位置する時に、島根県松江市にとって最も風のリスクが大きくなると予測される。
 
 伊勢湾台風をモデルとした風による被災建物想定(図2と図3)によると、松江市への直撃から240 km西の経路の台風(図4)で、島根県では被害を受ける建物数が最も大きくなり、この時約80000棟(全建物数の約23 %)の建物に被害が及ぶと予測される。直撃から西に400km、東に260kmの幅660 kmにおいて、建物の被害が100棟以上でると予測されている。

 
図1.島根県松江市の台風ノモグラム
図2.島根県の被災建物想定数
図3.島根県の被災建物想定率
図4.島根県にとって最悪の経路
算出方法の詳細

台風ノモグラムの詳細台風経路アンサンブルシュミレーションの詳細被災建物想定   *   謝辞


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