横浜国立大学 教育学部 気象学研究室
      全国台風ハザードマップ

福岡県の
台風による強風リスクと建物被害

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 台風ノモグラム(図1)では、福岡県福岡市城南区からみて東の中国地方西部、西の近海に台風が位置する時に、福岡県福岡市城南区にとって最も風のリスクが大きくなると予測される。
 
 伊勢湾台風をモデルとした風による被災建物想定(図2と図3)によると、福岡市城南区への直撃から120 km西の経路の台風(図4)で、福岡県では被害を受ける建物数が最も大きくなり、この時約350000棟(全建物数の約22 %)の建物に被害が及ぶと予測される。直撃から西に280km、東に400kmの幅680 kmにおいて、建物の被害が100棟以上でると予測されている。

 
図1.福岡県福岡市城南区の台風ノモグラム
図2.福岡県の被災建物想定数
図3.福岡県の被災建物想定率
図4.福岡県にとって最悪の経路
算出方法の詳細

台風ノモグラムの詳細台風経路アンサンブルシュミレーションの詳細被災建物想定   *   謝辞


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